ベトナムニュース速報

ベトナム経済・ベトナム社会関連の現地ニュースをいち早く日本語に翻訳してベトナムに興味のある方に届けます。

ベトナムでITオフショア開発企業を経営している猪瀬ルアンです。
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いつもは、ベトナム語のニュースを読んで最新のマーケット状況をキャッチアップしているのですが、よく考えたら日本人のみなさんにこのような情報が届くのが遅いということに気づき、最近、仕事の合間を使って日々掲載されるベトナム最新ニュースの翻訳を始めました。
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銀行員は、カフェでタブレットを手に持ち接客、堅苦しいPCや書類などがほとんど無い。

「Timo」は、ホーチミン市3区のPasteur通りの面通りから少し奥まっている為素通りでは気づかないが、少し注意して見ると紫をベースカラーとした建物があるのに気づく。

広告やバス停なども全てが紫色に塗られており、外から見たら「Timo」はカフェのように見えるが、実際にカフェなのだ。

このカフェでは、お客さんも普通のカフェのようにドリンクなどを楽しめる。ただ違うのは、Timoカードで支払うと50%割引を受けられるのだ。

そのきれいで親しみのある空間は、その他にあるおしゃれなカフェと同じだと言える。
しかし、普通のカフェと違い、スタッフはみな紫色のユニフォームを着用し、タブレットを手に持ちTimo銀行のお客さん向けの接客しているという点だ。
このカフェにやってくるお客さんは、インターネットで事前登録し、来店して書類への書き込み及び使い方の説明を受け、15分ほどで当銀行のATMカードを受け取ることができる。



TimoはVPBankとGlobal Online Financial Solution社の共同デジタルバンク事業として開設されたサービスであり、ベトナム初のデジタルバンクサービスとも言える。その特徴は、取引支店がカフェとなっており、書類手続きがかなり合理化され、親切でお手軽感な空間を演出している。
また、このカフェでは、銀行スタッフは自由に移動し、唯一の仕事道具がタブレットという今までの伝統的な銀行とは全く違うスタイルをとっている。


Timoは、VinaCapital共同創設メンバーであるドン・ラム(Don Lam)氏が5年前から温めてきたデジタルバンク事業で、2014年から構築開始していた。その後、法務面をクリアする為VPBankと提携した。このことから、TimoはVPBankのデジタルバンクとして、またファイナンス分野のスタートアップとして見ることができよう。

5月7日のオープニングパーティにてVPBankの代表からTimoは一般的のデジタルバンクとは全く違う新しいスタイルのサービスだと述べた。90年台、80年台生まれの新世代を対象顧客としており、なぜなら、これらの顧客は携帯電話と生活が密着しており、銀行サービスを携帯電話で利用する可能性が高い世代だからだとのこと。



Timoは、一般的な取引支店を持たず、Timo Hangoutというカフェが唯一の窓口という。お客さんは無料で口座を開設することができ、Timo ATMカードを持つことができる。また、ベトナムにある全ての銀行と無料で送受金することができる。年会費や口座維持費なども無料。TimoのATMカードを使うと、ベトナム全国にあるATMを利用できる(Napasネットワークに限る)。Timoでは、預金・定期預金・携帯電話代チャージ、支払いなどを利用することができる。





Timoを利用したい人は、Webサイトで予めスケジュールを予約しておき、TimoHangoutに来店し、書類への書き込みと案内を受けられる。来店しての対面手続きは、ベトナム国家銀行の規定により、本人確認が必須とされている為だからだという。今後もし、この規定が変われば、お客さんの更なる利便性向上の為、オンライン登録のみにしたい意向もあるという。



Timoに来店したお客さんは、個人証明証を持参し、スタッフの説明を受けながら手続きを行い、15分ほどでATMカードを受け取ることができる。また、スマホでのTimoアプリの使い方説明も受けられる。


それから、Timo Hangoutでは、ATMが2台設置されており、預け入れ・初回PINコード変更なども行える。Timoでは、一般的な銀行のような取引窓口が無い為、TimoのスタッフがATMで直接預け入れのガイドを行い、その後はお客さん自ら実施する形だ。
なお、ATM以外でもVPBankの支店にて預金や振り込みなどを行うことができる。


デジタルバンクサービスとして、Timoのほとんどの取引はスマホアプリやATMカードでの引き出しで完結する。

VPBankの代表が5月7日に発表した内容によると、今回のサービス開設はひとつの方向性を示しているという。それは、金融機関がIT分野スタートアップと連携し、新世代向けのデジタル・ファイナンシャル・サービスを提供するというものだ。スマホとインターネットを持つ人なら誰でもこのサービスを利用することができる。



ソース:ICT News(2016年5月9日掲載記事)


1週間前に起きたチャン・アィン社の衝撃的なマーケティング方法に当局から正式な制裁が下った。

ハノイ文化・スポーツ局から株式会社チャン・アィン・デジタル・ワールドに対し、ベトナムにおける文化風習に違反した広告を実施したことに対して正式な制裁が発表されたばかりだ。当社は先日、モデルを雇いビキニを着せファム・フン通り(ハノイのカウザイ)にあるデパートにて販売接客をさせていた。

管理当局として、本件は158/2013番の規定に違反していると判断しており、引き続きハノイにおけるチャン・アィン社の全ての宣伝活動を検査するとしている。

今回、チャン・アィン社が行ったビキニ女性5名の販売接客は、SNS上でかなり拡散され多くの注目を浴びた。

VNEXPRESSの取材に答えてくれた同社のマーケティングマネージャーのゴー・タィン・ダット氏によると、女性モデル達に涼しい格好をさせて接客させたのは、同社における性別教育をするビデオを録画する為のものだという。



ソース:VNEXPRESS(2016年5月6日掲載記事)


国連の副事務総長であるJan Eliasson氏によると、ベトナム中部で発生している魚の大量死問題は非常に重大な問題であり、政府は原因特定を急ぐべきだとした。

5月6日今朝の記者会見にて「中部の魚の大量死問題について、もし、ベトナム政府からの協力要請があれば、私達はすぐに協力する。この問題はかなり重大だ。」と同氏はコメントした。

同氏によると、彼がベトナムを訪問してから魚の大量死問題が発生しているにも関わらず、現時点になっても原因が特定できていないという。また、自然界の不安定をもたらす活動を軽減すべきだとし、その他にも環境にマイナス影響を及ぼしている工業生産活動の見直しも必要だと強く主張した。

同氏は更に、「海上で死んだ魚が大量に浮かんでいる事態は非常にまずい。私自身もかつてヨーロッパで同様の現象を見た経験がある。その際に多くの人から、この現象は自分達の生活にどのように影響するのか、また、この地域の魚は今後食べられるのか、などの質問が飛び交った。原因が特定できてから解決方法についての研究ができるものだが、これは工業による環境汚染であり、この現象は気候変動にも関連している。」と付け加えた。

今朝の記者会見にて、Eliasson氏は、ベンチェー省で起きているベトナムの重大な干ばつ問題にも触れ、これこそが気候変動の証拠だと述べている。(同氏は、5月5日にベンチェー省の干ばつを視察したばかり)

Eliasson氏は、ベトナム国連幹部達にベンチェーにある農家の状況を継続して監視するよう提案している。この農家は持っている5つの水田が、90年の歴史上で一番被害が大きい今回の干ばつで全てを失っているのだ。この話を今月末にトルコのイスタンブールで開催される人道に関するサミットで発表する予定だという。

なお、今回のJan Eliasson氏の5月3日〜6日の視察のメイン業務は、メコン側での重大な干ばつ危機の視察だ。
ベトナムの重大な干ばつ危機を前にして、中南部と南部の約200万人の生活に被害を与えている干ばつ危機に対策する為、4月26日に、国連及びパートナー達は国際コミュニティーに4,850万USD(約52億円)の緊急支援金を呼びかけている。

■Jan Eliasson氏について
Jan Eliasson氏は、外交、紛争、人道的活動などの分野で数十年の経験を持っている。1992年に初めて人道的活動の担当副事務総長を任命され、その後、外務副大臣や在米国スゥエーデン大使なども務めている。
また、2006年にスウェーデンの外務大臣を任命され、2012年の3月には国連のBan Ki Moon事務総長に副事務総長を任命され、2012年7月1日に就任している。



ソース:Zing News(2016年5月6日掲載記事)

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