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ビン・ディン(Binh Dinh)省の漁師達によって捕獲されたマグロ8本が、日本の競りに参加。
一番高値が付いた39kg級のマグロは、1600円/kgで(総額1200万VND相当)落札された。


Zing.vnの取材に答えてくれた、ビン・ディン省農業・農村開発局副局長のチャン・ヴァン・フック(Tran Van Phuc)氏によると、この8本のマグロはビン・ディン省で捕獲され、競りに参加する為日本に送られたのだという。

この内、39kgの大洋マグロは1,200万VND(約6万4千円)で落札された。通常この種類のマグロの平均kg単価は1,240円/kg(約23,600VND)だという。

また、フック氏によると今回のマグロ8本(合計約390kg)は、専門家の検査に合格してから日本の競りに送られたとのことで、一番高値で落札されたのは単価1600円/kg(約30万5千VND/kg)で、低かったのは950円/kg(約18万1千VND/kg)だったとのことだ。

日本の水産専門家達によると、今回ビン・ディンで捕れたマグロは日本市場で売られているマグロと品質がほとんど違わないとのこと。もし、このまま開拓・処理・保管面でいくつかの問題をクリアすることができれば、更に品質が良くなりもっと高値で売れるとのことだ。

現在、ビン・ディン省には漁船が9,600隻以上あり、その内1,200隻が大洋マグロを獲っている。2016年1月だけで730隻が出航し、大洋マグロを1,000トンを捕獲、2015年同期より7%多く捕れている。

また、ここ数日でも大当たりが続き、1隻あたり1.4〜1.8トンの収穫があったとのこと。
経費を差し引くと1隻あたりの利益は1〜1.5億VND(約53.5万円〜80万円)とのことなので、家族と楽しい旧正月を迎えられる模様だ。

現在、ビン・ディン省では、マグロ漁船25隻に日本の技術を用いた大洋マグロ釣り用の設備を取り付け試験運用中。また、日本の加藤グループとの提携の元、関連機関のメンバー及び120名の漁師の訓練プロジェクトを展開、処理改善・品質向上に努めている。

まず、輸出規準を満たしたマグロ漁師から、株式会社ビンディン水産がkgあたり17万VND(約円)で買い付けている。更に、日本の技術を用いたマグロ捕獲プロジェクトに参加している漁師達は、kgあたり5万VNDの補助金が付き、買い付ける企業も市場値段より20%高値で買ってもらえることになっている。


ソース:Zing News(2016年1月24日掲載記事)