ここ数日、三浦監督に対する批判が高まる中、今までと違いVFFの幹部は誰も三浦監督の味方につけなくなった状況だ。

■台湾戦で勝利しても批判が集中
今までベトナム代表チーム及びU23の失敗が続いても、幹部達は三浦監督を支持していた。しかし、今回3点で勝利を手にしたにも関わらずVFFは良い評価をしなかった。

おそらく、VFF側はこの1963年生まれの監督への絶対的な信頼を失い始めたのではないかと推測される。数人が言うのならともかく、数百人、数千人規模での批判意見が集まれば、そうではないと反論しづらくなったのであろう。

日に日に三浦監督のサッカー哲学が不十分なものであるということが露呈しているのは確かだ。例えば、今回ベトナム代表は台湾との試合で勝利を手にしたにも関わらず、批判を浴びるなんていう事態は非常に珍しい。

このことは、今後三浦監督にベトナムサッカーを任せていくのは、数百万人ものファンと敵対することを意味しており、ファンの気持ちを囲い込むことに注力しているVFF側としてはあってはならない事態なのだ。


■VFFにとって日本は大事なスポンサー 
しかしながら、このタイミングで三浦監督との契約を切るのは、VFFとスポンサー並びに日本サッカー連盟との関係を考えるとそれも難しい。
 
三浦監督は今や、桜の国の代表としてVFFに来た救世主ということで定着しており、他のブランドでは、Vリーグのスポンサーをしている事実がある。三浦監督との契約を締結した際、VFFの会長であるレ・フン・ズン(Le Hung Dung)は、この契約はベトナムサッカー連盟と日本サッカー連盟の計画の一部だとも述べていた。
 
その友情の証として、具体的には三浦監督の月あたり約1万USD(約120万円)の報酬の50%を日本側が拠出しているのだ。
 
日本人の主導者を選んだのはVFFとしてはコストの節約になる。例えば、フランスのMarcel Desailly監督が要求したのは、月報酬が5万〜6万USD(約600万〜720万円)で、その他宿泊手当なども別途出さなければならず、ヨーロッパ勢の監督の要求は高いのだ。
 
また、VFFとしては、日本の知能を活用しようと考えたのは、ヨーロッパ勢の監督よりも三浦監督の方がアジア地域のことを理解しやすいであろうという期待もあった。
 
VFFは誰よりも、この2年間の契約はきれいな幕切れでありたいと願っており、なぜなら、今回の協力で良い印象が残れば、これからのベトナムと日本のサッカー業界の未来に大きな展望をもたらすであろうという期待があるからだ。


■AFFカップでの失敗でも契約は継続
VFFからの情報によると、AFF(ASEAN Football Championship)カップ2014でのベトナム代表チームの失敗以降、三浦監督の支持者は減ったという。ある専門家によると、三浦監督は選手の体力と精神力を鍛えるのは得意だが、戦略面についての印象はかなり薄いという。

しかしながら、VFFとこの1963年の戦略家を結びつけた事業家のことや、この時点での三浦監督への信頼が高かったことへの配慮があり、AFFカップ2014での失敗の分析は公表されていない様々な握手によって終了している。
 
なお、それ以降から現在に至るベトナム代表チームの戦いぶりは説得力に欠けており、三浦監督に対する支持率が大きく下がったと言いたくなくても、上がりづらくなったとは言えよう。
 
2011年では、VFFは事前の予告無しにFalko Goetz監督をバッサリ解雇したが、今回と状況が違うのは当監督はVFFが自ら探しだして100%自腹で報酬を払っていたという点だ。
 
三浦監督との契約は現時点で16ヶ月経過したばかり。
もし、VFFが三浦監督を途中解雇しないで今のようなまずい状態が続くようであれば、残り8ヶ月感は強制的な婚姻関係になってしまうであろう。


ソース:Zing News(2015年9月10日掲載記事)
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